次世代インターフェイスについて

インターフェイスって、現在パソコンに統合されようとしてますよね。まあ、冷蔵庫とか洗濯機とかはまだまだですけど、AV関連機器や通信機器なんかは、パソコンへ一気に統合という形で進んでいると思います。で、そのうちユビキタス化が進み、冷蔵庫とか洗濯機とかもネットワークに入り込んで、パソコンなんかと連携出来るようになるとの話を聞きます。
そこで、ユビキタス端末の話です。ユビキタス端末を人々が持ち、全ての機器へのインターフェイスにしたり、情報にアクセスしたりとかいうことになるのでしょう。例えば、今日出すゴミ袋の中身は…ってユビキタス端末でICチップの情報を無線で受け取って、燃えるゴミだけだなとか判断したり出来るわけです。他にも、冷蔵庫の中身を外出先からチェックして、今日の夜ご飯は何作るかってユビキタス端末に考えさせるとか、ってのもありな時代になると思います。
で、私が疑問に思うのは、そのユビキタス端末のこと。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0409/15/news079.html
こんな形でPDAスタイルで本当にユビキタスになるのか?
本当にみんな導入するのかって疑問です。操作性の問題もあります。確かに総務省の話を聞く限り、誰でも使えるものを目指すようですが、高齢者で目が悪い人や手先が不自由で細かな捜査が出来る人は本当にあんなに小さなPDAライクなユビキタス端末を使えるのでしょうか?
そこで、私が考えたのが、ドラえもんです。
ドラえもんユビキタスインターフェイスにしてしまうといいのです。ドラえもんというのは例えで、そのようなロボットがユビキタスインターフェイスとして人間についてくるとしたら、そして普通に会話して、様々な作業をしてもらえるとしたら。例えば、「ゴミ出しといて」って頼めば、ゴミをICチップや画像センサーでチェックしながら分類して捨ててくれたり、外出先で「ねえねえ、今日の夜、何作れるかな」って聞いたら、冷蔵庫の中身とか家計簿とかにアクセスしてくれて「う〜ん、にら玉炒めと味噌汁とご飯が(・∀・)イイよ」とか教えてくれるとしたら、本当の意味で誰にでも使えるユビキタス端末になると思います。
確かに現行のPDAライクなユビキタス端末は現行の技術の成果でしょう。しかし、将来的に本当にいつでもどこでも、そして誰でも使えるコンピューターを目指すならば、会話を基本として、そして一緒に生活出来るユビキタスインターフェイスが必要です。それによって、人々はインターフェイスという束縛から逃れ、自由なコンピューティングが始まるのだと思います。