このGISソフトウェアベンダー、なんかなあ…

昨年、私の所属する研究室でとあるGISソフトを購入しました。その数ヵ月後、そのソフトウェアの最新版が発売されました。もったいなかったなあと思って、そのサイトを見てると、発売前の数ヶ月間に古いバージョンを購入したユーザーは無償アップデートの対象になると書いてましたので、そのうち手続きでもするかなとおもってました。そして、今年の頭くらいに思い出して手続きを行うためにメールを送ったところ、IDとパスワードを送ってくれればアップデートすると返事が来たのですが、このソフト、ユーザーIDはなくて、あるダウンロード販売サイトで購入したときに送ってきたのはパスワードだけでした。仕方ないので、ユーザーIDなんてもらってないので、どうすればよいのですかと、一応パスワードだけ添えてメールしたところ、返事が来ませんでした。
で、なかなか暇がなくて、4月くらいになって電話したところ、その会社のサイトから購入手続きを行ってください(だけど無償アップデートします)という連絡があったので、手続きを行ったのですが、アップデートに必要なパスワードなんかは届きませんでした。
そして、昨日になってようやく時間が取れたので、まだ連絡ないなと電話してみたところ、さらに最新バージョンが出ているので、アップデートは行えませんと、新規で購入してくださいと言われました。最初は、こちらがひとつ前のバージョンのユーザーだと思っていたらしく、連絡したのに反応ないことについて調査してくれると言っていたのですが、会話中に二つ古いバージョンのユーザーだとわかった瞬間に、購入してくださいという態度に変わって、調査の話もなくなってしまいました。まあ、4000円もしないソフトなんで、こんなところで文句言ってお互いに不愉快になるのは嫌なので、わかりましたと答えましたが…
ちょっとなあ…なんかなあ…手続きしたり問い合わせしたユーザー無視するなよと…
いやあ、確かに機器ベンダーさんに問い合わせて「仕様です」の一言で終わらされたこともあったけど、無視ははじめてですね。
まあ、この価格帯で国土地理院のデータが使えるGISソフトといえば、ここくらいしかないはずなので、最新版は導入するつもりですが、もうあんまりここのサポートをあてにしないことにしましょう。そして、この価格帯じゃなくても、入手可能なくらいの価格で、研究の用途に合ったGISソフトが発表されれば、さっさと乗り換えることにしましょう。